稲庭(読み)いなにわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「稲庭」の意味・わかりやすい解説

稲庭
いなにわ

秋田県南部、湯沢市の一地区。旧稲庭町は1956年(昭和31)に川連町(かわつら)、三梨村(みつなし)と合併して稲庭川連町(1966年稲川町と改称)となり、2005年(平成17)湯沢市に合併。鎌倉時代には小野寺氏稲庭城を築いたという。江戸時代には栗駒(くりこま)越えの街道宿駅であり、また稲庭うどん産地としても知られる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の稲庭の言及

【稲川[町]】より

…秋田県南東部,雄勝(おがち)郡の町。1956年稲庭町,川連(かわつら)町など4町村が合体して稲庭川連町となり,66年稲川町に改称。人口1万1419(1995)。…

※「稲庭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む