精選版 日本国語大辞典 「稲挙ぐる」の意味・読み・例文・類語 いね【稲】 挙(あ)ぐる 正月の忌みことばで、起きる。「寝(い)ね」を同音の「稲」にいいかけ、その縁語で「挙ぐる」としたもの。⇔稲積む。《 季語・新年 》[初出の実例]「いねあくる 正月の寝起をいふなり」(出典:俳諧・増山の井(1663)春)「いねあげよ明て秋の田かかる代に」(出典:俳諧・七車(1728)春) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例