稲村新六(読み)イナムラ シンロク

20世紀日本人名事典 「稲村新六」の解説

稲村 新六
イナムラ シンロク

明治・大正期の陸軍少将



生年
元治1年7月(1864年)

没年
大正15(1926)年6月

出生地
長野県

学歴〔年〕
陸士卒

経歴
日清戦争に従軍後、明治31年清国(中国)駐在武官となり上海に派遣され、また南洋大学の教師を務める。この間、江蘇省浙江省の軍事地図の作成従事した。日露戦争後、41年北支駐屯隊長、44年歩兵第37連隊長などを務め、大正3年陸軍少将となり予備役に編入される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲村新六」の解説

稲村新六 いなむら-しんろく

1864-1926 明治-大正時代軍人
元治(げんじ)元年7月生まれ。日清(にっしん)戦争に従軍後,明治31年清国(中国)駐在武官となり,江蘇,浙江両省の軍事地図の作成に従事。日露戦争後,歩兵第三十七連隊長などをつとめ,大正3年陸軍少将。大正15年6月死去。63歳。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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