稲田又左衛門(読み)イナダ マタザエモン

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「稲田又左衛門」の解説

稲田 又左衛門
イナダ マタザエモン


肩書
衆院議員(議員倶楽部)

生年月日
天保5年1月21日(1834年)

出生地
肥前国大村(長崎県)

経歴
大村藩藩校五教館に学び、用人などを務め、文久3年大村藩勤王37士の一人。明治元年家老、2年大村藩権大参事、廃藩置県とともに長崎県西彼杵郡長、12年長崎区長、17年長崎治安裁判所判事補。23年の第1回衆院選に当選、31年引退。

没年月日
明治43年3月2日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲田又左衛門」の解説

稲田又左衛門 いなだ-またざえもん

1834-1910 幕末-明治時代武士,政治家。
天保(てんぽう)5年1月21日生まれ。肥前大村藩(長崎県)藩士。用人となり,尊王立場から藩主大村純煕(すみひろ)を補佐する。明治元年家老,2年大村藩権(ごんの)大参事。長崎区長などをへて,25年衆議院議員。明治43年3月3日死去。77歳。名は煕孚(ひろみち)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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