穂積寺(読み)ほづみでら

日本歴史地名大系 「穂積寺」の解説

穂積寺
ほづみでら

奈良東九条とうくじよう町にあったとみられる寺。「日本霊異記」中巻に、諾楽の左京の九条二坊に住む貧しい海使蓑女が「□穂寺の千手像」に願ったところ御利益を得たという話があり、「今昔物語集」巻一六(女人、蒙穂積寺観音利益語)にも同じ御利益話が記されている。延久二年(一〇七〇)の興福寺雑役免帳には、雑役免田畠のうちに「一町六反、穂積寺庄、東伊与庄」をあげ、山辺やまべ郡の東伊与ひがしいよ荘に「穂積寺田一町六段」があったことを記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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