日本歴史地名大系 「穂落神社跡」の解説 穂落神社跡ほおとしじんじやあと 三重県:亀山市川崎村穂落神社跡[現在地名]亀山市川崎町 県「延喜式」神名帳に載せる「鈴鹿郡十九座並小」の県主(あがたぬし)神社に比定され、俗に県大明神ともいわれた(三国地志)。旧村社。「新撰姓氏録」に「県主、日本武尊之後也」とあり、「古事記」には倭建命の子孫として建貝児王は伊勢の別等の祖とも記されている。これらによれば県主神社は、日本武尊の子武(建)貝児王の氏人が鈴鹿郡英多(あがた)郷に住み、その祖を県主の神として祀ったものと想定される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by