積塔(読み)シャクトウ

デジタル大辞泉 「積塔」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐とう〔‐タフ〕【積塔/石塔】

供養などのため、石を積んで塔の形にしたもの。せきとう。
積塔会しゃくとうえ」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の積塔の言及

【盲人】より

… 日本では14世紀に入ると平曲が琵琶法師の間に広く行き渡り,筑紫,明石,京の八坂,坂東などを根拠地とする琵琶法師集団によって後に〈当道(とうどう)〉と呼ばれる座が形成され,覚一の活躍した南北朝時代にその統一的な組織が確立した。この平曲の座は天夜尊(あまよのみこと)(仁明あるいは光孝天皇の皇子人康(さねやす)親王ともいう)を祖神とする由来を伝え,祖神にちなむ2月16日の積塔(しやくとう),6月19日の涼(すずみ)の塔に参集して祭祀を執行した。座内には総検校以下検校(けんぎよう),勾当(こうとう),座頭(ざとう)の階級があり,座衆は師匠の系譜によって一方(いちかた),城方(じようかた)の平曲2流に分かれていた。…

※「積塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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