積極的概念(読み)セッキョクテキガイネン

精選版 日本国語大辞典 「積極的概念」の意味・読み・例文・類語

せっきょくてき‐がいねん【積極的概念】

  1. 〘 名詞 〙 哲学で、ある性質存在を肯定的に示す概念。たとえば、「無知」に対して「知識」、「不幸」に対して「幸福」などの概念。肯定的概念。
    1. [初出の実例]「矛盾概念の中、一方の有機体・元素・有は或る性質を肯定的に云ひ現はせるものであるから、是を積極的概念と云ひ」(出典:論理学(1916)〈速水滉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む