デジタル大辞泉 「矛盾概念」の意味・読み・例文・類語 むじゅん‐がいねん【矛盾概念】 論理学で、同一の類概念に属する概念のうち、互いに他を否定しあってその中間に第三者を入れる余地のない概念。例えば、色という類概念に属する白と非白。→反対概念 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「矛盾概念」の意味・読み・例文・類語 むじゅん‐がいねん【矛盾概念】 〘 名詞 〙 論理学で、二つの概念が内包で排除し合いながら、両者で合して一つの外延をなしている場合の二つの概念同士をいう。たとえば、人間という外延のなかの男と非男(女)のたぐい。[初出の実例]「就中最も重要なものは、反対概念 Contrary concept 及び矛盾概念 Contradictory concept の区別である」(出典:論理学(1916)〈速水滉〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例