デジタル大辞泉 「積羽舟を沈む」の意味・読み・例文・類語 積羽せきう舟ふねを沈しずむ 《「淮南子えなんじ」繆称訓から》軽い羽根も大量になると、その重さで舟も沈む。小さなことも積もり重なると大事になることのたとえ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「積羽舟を沈む」の意味・読み・例文・類語 せきう【積羽】 舟(ふね)を沈(しず)む 羽のように軽いものも、多く積もれば重くなって舟を沈めるようになる。転じて、小事も積もれば大事となるたとえ。[初出の実例]「積羽(セキウ)舟(ブネ)を沈(シズ)めるをいふ形で、度重なる讒言が次第に柳沢の心を動かすようになった」(出典:江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲〉一一)[その他の文献]〔淮南子‐繆称訓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例