空中磁気測量(読み)くうちゅうじきそくりょう

最新 地学事典 「空中磁気測量」の解説

くうちゅうじきそくりょう
空中磁気測量

airborne magnetic survey ,aeromagnetic survey

航空機による磁気測量空中磁気探査とも呼ばれ,広範囲を迅速に測ることができる。動揺体上の測定なので,陸上に比べて三成分測定の精度は劣るが,プロトン磁力計発明により,全磁力測定の飛躍的な精度向上が実現した。光ポンピング磁力計によって短周期での全磁力測定が可能となり,航路上ではほぼ連続的に測定値が得られる。磁場計測における機体磁気の影響を除去するための装備を施した航空機に,位置計測装置と空中磁力計を搭載して調査区域上空を飛行し,面的調査を行うのが一般的である。石油や金属などの鉱物資源地質構造の調査に多く適用されている。無人機に磁力計を搭載した装置により,火山の調査などにも用いられる。空中磁気測量のデータは急速に増加し,地球規模の磁気図の作成や標準地球磁場の算出にも取り入れられる。

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参照項目:磁気図
参照項目:磁力計

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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