空値(読み)ソラネ

デジタル大辞泉 「空値」の意味・読み・例文・類語

そら‐ね【空値】

実際よりも高くつけている値段。かけ値。
「飾りたる烏帽子えぼしの内、いづれか所望候ぞ、よきもあしきも―なし」〈浄・烏帽子折

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空値」の意味・読み・例文・類語

そら‐ね【空値】

  1. 〘 名詞 〙 実際より高くつけている値段。いつわりの値段。かけ値。空値段。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「京はものの空値をいふ処ぞ」(出典:咄本・醒睡笑(1628)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む