空海の言葉

共同通信ニュース用語解説 「空海の言葉」の解説

空海の言葉

「谷響きを惜しまず…」(谷がこだまを返し、明星が光を放ち体に飛び込んできた)修行中の若き空海四国で体験したことを著したもので、仏と感応した悟りの情景といえる。

「冒地の得難きには非ず…」(悟りを得ることが難しいのではない。密教の法に出会うことが難しいのである)唐に渡り、師の恵果から密教を授かった喜びを表現している。

「虚空尽き衆生尽き…」(宇宙がなくなり、生きとし生けるものがいなくなり、悟りが尽き果てるまで、私の願いは尽きることはない)空海の晩年言葉。これが後の入定信仰につながった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む