空海寺(読み)くうかいじ

日本歴史地名大系 「空海寺」の解説

空海寺
くうかいじ

[現在地名]奈良市雑司町

雑司ぞうし集落の東部にあり、五竹山と号し、華厳宗。東大寺末であった。本尊は空海作と伝える地蔵菩薩石像で現在秘仏。本堂内の石室に安置され、延享三年(一七四六)の寺院本末改帳(寺蔵文書)には「東大寺境内 無知行真言律宗 東大寺惣持院支配 開山弘法大師 開基ハ不詳 本堂三間四面 本尊地蔵石像御長四尺八寸 脇立不動明王石像御長四尺五寸 聖徳太子石像同二尺五寸 右三尊共弘法大師御作石窟之内ニ御座候」とある。この像は鎌倉末期の造立ともみられている。「八重桜」に「空海寺といふ有。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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