空界(読み)クウカイ

デジタル大辞泉 「空界」の意味・読み・例文・類語

くう‐かい【空界】

仏語六界の一。ものの存在を許す空間。遮るものや邪魔するもののないすきま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空界」の意味・読み・例文・類語

くう‐かい【空界】

〘名〙 仏語。
① 地水火風空識の六界の一つ内外のすきまのこと。ものの生長の因となるもの。〔大毘婆沙論‐七五〕
② 虚空。大空天空

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