突っ放す(読み)ツッパナス

デジタル大辞泉 「突っ放す」の意味・読み・例文・類語

つっ‐ぱな・す【突っ放す】

[動サ五(四)]《「つきはなす」の音変化》
突いてはなれさせる。「すがりつく子を邪険に―・す」
関係を絶つ。見はなす。「―・して一人でやらせる」

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精選版 日本国語大辞典 「突っ放す」の意味・読み・例文・類語

つっ‐ぱな・す【突放】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「つきはなす(突放)」の変化した語 )
  2. 突いてはなれさせる。突きとばす。
    1. [初出の実例]「お前(めえ)から仕掛けし相撲、突放(ツッパナ)すハヅミに膝頭へ摺剥疵の」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉七)
  3. 関係を断って相手にしないようにする。見はなす。
    1. [初出の実例]「進━作麽生と問ほどに汝待━道とつっ放された」(出典:巨海代抄(1586‐99)下)

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