突発性発疹症(読み)とっぱつせいはっしんしょう(その他表記)exanthema subitum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「突発性発疹症」の意味・わかりやすい解説

突発性発疹症
とっぱつせいはっしんしょう
exanthema subitum

小児バラ疹。乳幼児の急性発疹性感染症で,病原体ウイルスと考えられている。好発年齢は生後5~6ヵ月から2~3歳までで,前駆症状なしに突然,高熱で発病する。その際に嘔吐けいれんをみることがある。 39~40℃の熱が3~4日続いたのちに急に解熱し,同時に紅斑顔面頸部,胸から全身に広がる。紅斑が出るとともに回復期に入り,発疹は一両日中に消失する。予後は良好で,対症療法で治癒する。

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