精選版 日本国語大辞典 「窈冥」の意味・読み・例文・類語 よう‐めいエウ‥【窈冥・窈溟】 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 奥深く暗いこと。奥深くて測り知ることのできないこと。また、そのさま。[初出の実例]「声鳴二九皐一。徹二窈冥一而漸聞」(出典:本朝文粋(1060頃)一一・鶴鳴九皐詩序〈藤原雅材〉)「路羊腸(やうちゃう)を践(ふ)んで上る事二十余町、雲霧窈溟(ヨウメイ)たり」(出典:太平記(14C後)一六)[その他の文献]〔淮南子‐覧冥訓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「窈冥」の読み・字形・画数・意味 【窈冥】よう(えう)めい 暗くかげるさま。〔史記、項羽紀〕是(ここ)に於て、大風西北よりしてり、木を折り屋を發(ひら)き、沙石を揚げ、窈冥として晝も(くら)く、楚軍をす。字通「窈」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報