窮巷(読み)きゅうこう

精選版 日本国語大辞典 「窮巷」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐こう‥カウ【窮巷】

  1. 〘 名詞 〙 行きどまりになっている路地。むさくるしいちまた。貧乏人の住んでいるまち。うらだな。陋巷(ろうこう)
    1. [初出の実例]「民者冥也、申欽若於窮巷」(出典菅家文草(900頃)七・清風戒寒賦)
    2. 「窮巷僻地には傾冶の言、舞妓の荒唐、俚言俗詞ならねば俳諧ならずと」(出典:俳諧・けふの昔(1699))
    3. [その他の文献]〔墨子‐号令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android