窺知(読み)キチ

デジタル大辞泉 「窺知」の意味・読み・例文・類語

き‐ち【×窺知】

[名](スル)うかがい知ること。
「作曲家としての天分を―するに足りる」〈谷崎春琴抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「窺知」の意味・読み・例文・類語

き‐ち【窺知】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「窺」はうかがう、人知れず見るの意 ) うかがい知ること。ひそかに探って知ること。
    1. [初出の実例]「鳥居の属吏小笠原貢蔵、窃に此事情を窺知して大に喜び」(出典:文明東漸史(1884)〈藤田茂吉〉内篇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「窺知」の読み・字形・画数・意味

【窺知】きち

うかがい知る。

字通「窺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android