精選版 日本国語大辞典 「立ち来る」の意味・読み・例文・類語
たち‐・くる【立来・起来】
- 〘 自動詞 カ行変 〙
[ 文語形 ]たち・く 〘 自動詞 カ行変 〙 - ① 雲、霧、風、波などが起こってくる。
- ② 出発してくる。やってくる。
- ③ 年月、季節などがめぐってくる。
- [初出の実例]「ゆくとしもたちくる春もあふさかの関路に鳥のねをや待らん〈藤原公継〉」(出典:千五百番歌合(1202‐03頃)一〇三九番)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...