日本大百科全書(ニッポニカ) 「立会い演説」の意味・わかりやすい解説 立会い演説たちあいえんぜつ 意見の異なる者が、不特定多数の人々を前にして同一の場所で順次に行う演説。各種選挙において、候補者の政見を選挙人に周知させるために行われる。かつて、国会議員、都道府県知事などの公職の選挙において、選挙公営の一つとして立会演説会が制度化されて行われていたが、各候補者の運動員が聴衆の大多数を占め、一般聴衆の参加が激減してきたことを理由として、1983年(昭和58)の公職選挙法改正により廃止された。[三橋良士明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例