日本歴史地名大系 「立古墳」の解説 立古墳たつこふん 岡山県:上房郡北房町井尾村立古墳[現在地名]北房町上水田備中川の河谷に開けた上水田(かみみずた)・呰部(あざえ)の小平野を望む丘陵上に築造された前方後円墳。全長八〇メートルに達する備中北部最大の前方後円墳と考えられているが、その詳細は明らかでない。同じ丘陵上には帆立貝式の立三号墳があり、すぐ東側の荒木(あらき)山丘陵にある荒木山西塚(あらきやまにしづか)・荒木山東塚と並んで、四世紀から五世紀にわたる備中北部最大の古墳群を形成している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by