呰部(読み)あざえ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「呰部」の意味・わかりやすい解説

呰部
あざえ

岡山県真庭(まにわ)市の南西部にある地域で、上呰部と下呰部からなる。旧呰部町は、1953年(昭和28)周辺4町村と合併して上房(じょうぼう)郡北房(ほくぼう)町となり、呰部は同町の中心地区であった。北房町は2005年(平成17)勝山町など5町3村と合併して真庭市となった。北の城山には戦国時代丸山城があった。中国自動車道北房インターチェンジがある。旧暦年末の鰤市(ぶりいち)は有名

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「呰部」の意味・わかりやすい解説

呰部
あざえ

岡山県北部,真庭市南部の旧北房町の中心地区。旧町域。 1953年呰部町と中津井村,上水田村,水田村の3村が合体して北房町となる。上,下の両集落があり,下呰部が中心集落で,第2次世界大戦前は旧正月前に開かれたブリ市で有名であった。蘭学箕作秋坪出身地

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android