日本大百科全書(ニッポニカ) 「呰部」の意味・わかりやすい解説 呰部あざえ 岡山県真庭(まにわ)市の南西部にある地域で、上呰部と下呰部からなる。旧呰部町は、1953年(昭和28)周辺4町村と合併して上房(じょうぼう)郡北房(ほくぼう)町となり、呰部は同町の中心地区であった。北房町は2005年(平成17)勝山町など5町3村と合併して真庭市となった。北の城山には戦国時代に丸山城があった。中国自動車道北房インターチェンジがある。旧暦年末の鰤市(ぶりいち)は有名。[編集部][参照項目] | 北房 | 真庭(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「呰部」の意味・わかりやすい解説 呰部あざえ 岡山県北部,真庭市南部の旧北房町の中心地区。旧町域。 1953年呰部町と中津井村,上水田村,水田村の3村が合体して北房町となる。上,下の両集落があり,下呰部が中心集落で,第2次世界大戦前は旧正月前に開かれたブリ市で有名であった。蘭学の箕作秋坪の出身地。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報