立合村(読み)たちあいむら

日本歴史地名大系 「立合村」の解説

立合村
たちあいむら

[現在地名]古座川町立合

鶴川つるがわ村の北西、古座川の北に位置する。古座川が屈曲して村の三方をめぐって流れ、「続風土記」に「立合川谷の流村領にて古座川に落合ふ故に名とするならむ」とみえる。慶長検地高目録には「立相村」とあり、村高三二石余、小物成一・九五七石。古座組に属し、「続風土記」に家数一二、人数五七で、村内に矢倉やぐら明神大泉だいせん(現臨済宗妙心寺派大泉寺)があると記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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