立村(読み)そだめむら

日本歴史地名大系 「立村」の解説

立村
そだめむら

[現在地名]豊田市坂上さかうえ

ともえ川の支流仁王におう川の北側に位置し、立から下屋敷しもやしき、さらに仁王に至る渓流丘陵には、大きな花崗岩の露頭がみられる。明治末期に命名された立道が簗山やなやま立―下屋敷を結んでいる。字古社には、宝篋印塔二基と五輪塔二基がある。近世初めは幕府領、寛永郷帳時には刈谷藩松平主殿頭領、慶安四年(一六五一)大島おおしま陣屋(現東加茂郡足助町)支配となって明治に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android