日本歴史地名大系 「立村」の解説 立村そだめむら 愛知県:豊田市松平地区立村[現在地名]豊田市坂上(さかうえ)町 立巴(ともえ)川の支流仁王(におう)川の北側に位置し、立から下屋敷(しもやしき)、さらに仁王に至る渓流の丘陵には、大きな花崗岩の露頭がみられる。明治末期に命名された立道が簗山(やなやま)―立―下屋敷を結んでいる。字古社には、宝篋印塔二基と五輪塔二基がある。近世初めは幕府領、寛永郷帳時には刈谷藩松平主殿頭領、慶安四年(一六五一)大島(おおしま)陣屋(現東加茂郡足助町)支配となって明治に至る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by