精選版 日本国語大辞典 「立枯」の意味・読み・例文・類語
たち‐がれ【立枯】
〘名〙
② 飢えや老いなどのため、体がやせ細って死ぬこと。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)六「そのまま木にだきついて立(たチ)がれに死だぞ、立(たチ)がれと云ふが是れからぞ」
③ 「たちがれびょう(立枯病)」の略。
たて‐がらし【立枯】
〘名〙 立っているばかりでその実のないこと。立てたままほうっておくこと。転じて、名ばかりの存在。
※園太暦‐延文元年(1356)正月一六日「公卿済々焉。立からしの老卿領状。頗後悔候」
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