老い(読み)オイ

デジタル大辞泉「老い」の解説

おい【老い】

年老いること。老年。「老いを感じさせない身のこなし」
年とった人。老人。「老いも若きも」
名詞の上に付いて複合語をつくり、年とった、の意を表す。「老い松」「老い武者」
[類語](1老いぼれる老いる老ける老い込む老け込む年老いる老いさらばえる早老老化老残老衰よぼよぼ恍惚けるほうける/(2老人年寄り老体隠居ロートル・年配者・高齢者シニア老いぼれ長老老輩老骨
[補説] 
2018年5月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2018」キャンペーンでの「老い」への投稿から選ばれた優秀作品。

◆わが子に𠮟られるようになること。
はるひささん

◆一時期は敵と感じるが、受け入れ、友になると人生が豊かになる。
はなまるさん

◆筋肉痛が2日遅れでやってくること。
ほざわさん

◆忘却のための時限機構。
又右衛門さん

◆白くあってほしい所は黒く、黒くあってほしい所は白くなっていくこと。
ボタンさん

◆恐ろしいことが少なくなること。
おかとさん

◆過去が増えること。
だものさん

◆動けるのに動かないこと。考えれるのに考えないこと。
すなさん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「老い」の解説

老い
おい
ag(e)ing

身体的に老化することはもちろんのこと,職場や家庭などでの社会的変化・退行を伴うとされる現象。従来長寿は美徳であり,老人は隠居したあとも,伝統知識の伝達者として社会の中でも重要な役割をになっていた。しかし昨今平均寿命の延び,出生率の低下による老人福祉問題,痴呆 (ちほう) 性老人に代表されるような老人医療問題,核家族の徹底化による家族関係の変容から子供が自立したのちの老後の生活,社会から孤立していく老人たちをねらった詐欺まがいの犯罪,女性の自立意識の高揚から生きがいを求めての高齢者離婚の増大など,「老い」は深刻な社会問題となっている。高年齢化時代を迎えた今,老いることの意味が問直されている。

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