竜言寺跡(読み)りゆうごんじあと

日本歴史地名大系 「竜言寺跡」の解説

竜言寺跡
りゆうごんじあと

[現在地名]六日町坂戸 上坂戸

道宗どうそう塚の背後の林を竜言寺跡と伝える。付近の田圃に竜言寺の地字も残る。大永二年(一五二二)雲洞うんとう(現塩沢町)八世大峰禅性を開山とする。東泉田の永昌ひがしいずみだのえいしよう庵、寺尾の正眼てらおのしようげん寺はもと当寺の末寺。上田長尾氏の帰依厚く、永禄七年(一五六四)長尾政景不慮の死を遂げたとき、遺骸は当寺に葬られたという(上杉年譜)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android