端城(読み)ハジロ

デジタル大辞泉 「端城」の意味・読み・例文・類語

は‐じろ【端城】

はじょう(端城)」に同じ。

は‐じょう〔‐ジヤウ〕【端城】

本城から離れて要害の地にある城。枝城出城。はじろ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「端城」の意味・読み・例文・類語

は‐じろ【端城】

  1. 〘 名詞 〙 根城に対し、それからわかれて要塞の地に築いた城。枝城(えだじろ)。出城。はしじろ。はじょう。
    1. [初出の実例]「此以前より以外違例によって端城に候はず」(出典:義残後覚(1596)三)

は‐じょう‥ジャウ【端城】

  1. 〘 名詞 〙はじろ(端城)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android