竹内道雄(読み)タケウチ ミチオ

20世紀日本人名事典 「竹内道雄」の解説

竹内 道雄
タケウチ ミチオ

昭和・平成期の官僚,実業家 元・大蔵事務次官;元・東京証券取引所理事長。



生年
大正10(1921)年3月17日

没年
平成16(2004)年2月27日

出生地
東京都文京区

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和19年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔平成5年〕

経歴
昭和19年大蔵省に入り主に理財畑を歩く。42年近畿財務局長、49年主計局長などを経て、50年事務次官。52年6月退官。53年12月日本輸出入銀行総裁、57年11月東京証券取引所理事長を歴任。平成元年資本市場研究会理事長。11年参与。大蔵省理財局総務課長時代には戦後初の赤字国債発行に従事。東京証券取引所理事長としては国債先物や東証株価指数(TOPIX)先物市場を開設した他、外国証券会社の東証正会員への加入実現などを行い、証券市場近代化国際化を推進した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内道雄」の解説

竹内道雄 たけうち-みちお

1921-2004 昭和後期-平成時代の官僚,経営者
大正10年3月17日生まれ。昭和19年大蔵省にはいり,近畿財務局長,主計局長などをへて,50年事務次官。52年退官後,日本輸出入銀行総裁をへて,57年から63年まで東京証券取引所理事長をつとめ,証券市場の国際化や近代化を推しすすめた。平成元年資本市場研究会理事長。平成16年2月27日死去。82歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android