粗朶(読み)ソダ

デジタル大辞泉 「粗朶」の意味・読み・例文・類語

そ‐だ【粗×朶/××朶】

切り取った木の枝。薪に用いるほか海苔篊のりひびなどにも使う。
[類語]小枝若枝わかえ若枝わかえだ・痩せ枝・枯れ枝・徒長枝・万朶枝葉枝振り枝変わり

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精選版 日本国語大辞典 「粗朶」の意味・読み・例文・類語

そ‐だ【粗朶・麁朶】

  1. 〘 名詞 〙 切り取った木の枝。柴(しば)、薪(たきぎ)に用い、堰や堤を築く材料にも、また海苔(のり)をつける篊(ひび)にも用いる。
    1. [初出の実例]「虫の音や関宿船の麁朶(ソダ)の中〈養浩〉」(出典:俳諧・芭蕉庵小文庫(1696)秋)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「粗朶」の解説

粗朶 (ソダ)

植物山野に自生する雑木または雑草の称。シバ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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