竹腰重丸（読み）タケノコシ シゲマル

20世紀日本人名事典

竹腰 重丸
タケノコシ シゲマル

昭和期のサッカー指導者 元・日本サッカー協会理事長;元・芝浦工業大学教授。

生年

明治39(1906)年2月15日

没年

昭和55(1980)年10月6日

出生地

大分県

学歴〔年〕

東京帝大農業経済学科〔昭和4年〕卒

主な受賞名〔年〕

藍綬褒章〔昭和42年〕

経歴

大正14年極東選手権サッカー大会の日本代表に選ばれ、昭和9年大会では監督を務める。29年日本が初めて参加したW杯スイス大会で日本代表監督として指揮を取るが、史上初の日韓戦に敗れ本選へは出場できなかった。37年チリ大会予選ではまだ国交のない韓国に渡る日本代表に団長として同行。46年最初の日韓戦の選手たちに招かれ韓国へ渡り、友情の印に金の指輪を贈られた。23〜49年日本蹴球協会理事長を務めた。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

竹腰重丸 たけのこし-しげまる

1906－1980　昭和時代のスポーツ指導者。
明治39年2月15日生まれ。大正14年極東選手権競技大会にサッカーの日本代表選手として出場。昭和11年ベルリン五輪ではサッカーのコーチ,31年メルボルン五輪のサッカー監督。日本蹴球協会理事長もつとめた。昭和55年10月6日死去。74歳。大分県出身。東京帝大卒。

出典　講談社