竿鷹(読み)さおだか

精選版 日本国語大辞典 「竿鷹」の意味・読み・例文・類語

さお‐だかさを‥【竿鷹】

  1. 〘 名詞 〙 鷹狩りの一種。隼(はやぶさ)を飼いならして鴨などを捕えること。江戸時代初期、尾張の作左衛門時久の考案した方法で、竿を立てて鳥を追い、隼がその竿を目当てに捕えるところからいう。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「祖父江之竿鷹称於世尚矣」(出典:君山遺稿(古事類苑・遊戯一四))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android