笑い物(読み)ワライモノ

デジタル大辞泉 「笑い物」の意味・読み・例文・類語

わらい‐もの〔わらひ‐〕【笑い物】

もの笑いのたね。わらいぐさ。「町中笑い物にされる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笑い物」の意味・読み・例文・類語

わらい‐ものわらひ‥【笑物】

  1. 〘 名詞 〙 嘲笑対象。冷笑すべきもの。ものわらいのたね。わらいぐさ。
    1. [初出の実例]「氏政計愚与及対陣者、其方咲物(わらひもの)にせられべく候」(出典上杉家文書‐(元亀四年)(1573)三月五日・上杉謙信(輝虎)書状)
    2. 「外聞わるい役をして、皆人の笑ひものであらう」(出典:狂言記・祇園(1730))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android