嘲笑(読み)チョウショウ

デジタル大辞泉 「嘲笑」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょう〔テウセウ〕【嘲笑】

[名](スル)あざけり笑うこと。あざわらうこと。「他人の失敗を嘲笑する」
[類語]笑い物笑い嗤笑ししょう冷笑自嘲あざ笑う笑う薄笑うせせら笑う笑い飛ばす鼻で笑う一笑に付す失笑微笑む笑む笑い崩れる笑いける笑い転げる笑いさざめく吹き出すほくそ笑むにこつくにたつくにやつく若気にやけやに下がる相好を崩す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く目を細めるにやにやにんまりにやりにこにこにっこりにこりにこやかにたにたにたりくすくすくすりくつくつ莞爾かんじくっくっとうふふえへらえへらえへへいひひあははにかっとからから薄笑い忍び笑い盗み笑い

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精選版 日本国語大辞典 「嘲笑」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょうテウセウ【嘲笑・調笑】

  1. 〘 名詞 〙 あざけり笑うこと。からかい笑うこと。
    1. [初出の実例]「調笑毛錐頭易禿、偽名倫得管城公」(出典:玩鴎先生詠物雑体百首(1794)炭尖)
    2. 「これを其朋友に語りければ、大に嘲笑せられ」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
    3. [その他の文献]〔魏書‐尉地干伝〕

あざ‐わらい‥わらひ【嘲笑】

  1. 〘 名詞 〙 軽蔑気持をこめて笑うこと。せせら笑い。
    1. [初出の実例]「面目なげに立ち去れば、下女もさすがに都人、あざわらひしてこそ立ちにけり」(出典:仮名草子・恨の介(1609‐17頃)上)

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