笑い療法士(読み)わらいりょうほうし(その他表記)laughter therapist

知恵蔵 「笑い療法士」の解説

笑い療法士

快適な医療現場を追求する「癒しの環境研究会」(代表世話人=高柳和江・日本医大助教授)が認定している新しい医療職。笑い患者免疫や自己治癒力を高めることから、常に笑顔を見せ、医療や福祉の場で笑いを広げ、患者や入居者の治療や生活を手助けする。応募者は2日間、中島英雄・認定評価委員長(中央群馬脳神経外科病院院長、落語家の桂前治)らによる脳の仕組みや心理学などの講習を受け、テストを受ける。2005年10月に1期生49人、06年7月に2期生94人が「3級笑い療法士」と認定された。サラリーマン医師、看護師、主婦、患者など様々だ。

(田辺功 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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