笑止顔(読み)ショウシガオ

デジタル大辞泉 「笑止顔」の意味・読み・例文・類語

しょうし‐がお〔セウシがほ〕【笑止顔】

気の毒だと思っている顔つき。
「それは笑止御事かな、―して言ひければ」〈仮・竹斎・下〉
笑いだしそうな顔つき。
「をかしさこらへ笑ひを殺す―」〈浄・寿の門松

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笑止顔」の意味・読み・例文・類語

しょうし‐がお セウシがほ【笑止顔】

〘名〙
① いかにも気の毒だと思っている表情
仮名草子・竹斎(1621‐23)下「それは笑止の御事かな、笑止顔して言ひければ」
② ばかばかしくて笑いたくなるような顔つき。

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