笠ノ段(読み)かさのだん

改訂新版 世界大百科事典 「笠ノ段」の意味・わかりやすい解説

笠ノ段 (かさのだん)

能《蘆刈》の部分の名。蘆売りの男(シテ)が御津(みつ)の浜の景色を描き,笠踊を見せる場面をいう。この部分を独立させて,仕舞(しまい)または独吟一調として演じることも多い。能に市井芸能をとり入れた一例である。
蘆刈
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 横道

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む