笠咎(読み)かさとがめ

精選版 日本国語大辞典 「笠咎」の意味・読み・例文・類語

かさ‐とがめ【笠咎】

  1. 〘 名詞 〙 道の途中他人のかぶっている笠が自分の笠に触れた無礼をとがめだてすること。また、身分の低い者が笠を着けたまま高貴の人の前を通り過ぎる無礼をとがめだてすること。
    1. [初出の実例]「美濃国に有郎等。為国房〈略〉笠とがめの間、弓を被切」(出典古事談(1212‐15頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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