デジタル大辞泉
「無礼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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なめ【無礼】
- [ 1 ] ( 形容詞「なめし」の語幹 ) 無礼であること。感動表現に用いる。
- [初出の実例]「『コリャ命取め』としなだれかかれば、『オオなめ、そんな事は嫌ひでござんす』」(出典:浄瑠璃・祇園女御九重錦(1760)一)
- [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 無礼なさま。
- [初出の実例]「名家より招かるるに行かざるも無礼(ナメ)なるべし」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉をかし)
ぶ‐れい【無礼・不礼】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 礼儀にはずれること。また、そのさま。ぶしつけ。失礼。ぶらい。
- [初出の実例]「あやまって殿下へ無礼(ブレイ)の由を申さばやとこそおもへ」(出典:高野本平家(13C前)一)
- 「心やすだての不礼(ブレイ)のみ後悔」(出典:仮名草子・悔草(1647)上)
- [その他の文献]〔論語‐泰伯〕
ぶ‐らい【無礼】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ぶれい(無礼)
- [初出の実例]「不礼 フライ」(出典:文明本節用集(室町中))
- 「然る方ざまとは知ずして大く無礼(ブライ)を仕りぬ」(出典:読本・近世説美少年録(1829‐32)二)
む‐らい【無礼】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「む」「らい」はそれぞれ「無」「礼」の呉音 ) 礼儀に外れること。また、そのさま。失礼。ぶれい。
- [初出の実例]「如レ此之服、大成二無礼一」(出典:続日本紀‐和銅五年(712)一二月辛丑)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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