笠松遺跡(読み)かさまついせき

日本歴史地名大系 「笠松遺跡」の解説

笠松遺跡
かさまついせき

[現在地名]松阪市小黒田町 笠松

新田町しんでんまち遺跡の南西約四〇〇メートル、国道一六六号を隔てた同じ自然堤防上にある。標高は約二〇メートル。南側の水田面との比高は一メートルに満たない。立地としては新田町遺跡や南南西に約二五〇メートル離れた池田いけだ遺跡とまったく共通している。現状は畑地と一部宅地。遺物散布範囲は約五〇メートル四方に及ぶ。遺物には縄文式土器・石器があり、縄文式土器は中期後葉の里木II式併行のものが主体である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む