笠池ヶ原村(読み)かさいけがはらむら

日本歴史地名大系 「笠池ヶ原村」の解説

笠池ヶ原村
かさいけがはらむら

[現在地名]津幡町笠池ヶ原

莇谷あざみたに村の北、笠野かさの川源流山腹に位置。笠池原とも記す。当地の寺屋敷は蓮如居住の伝承があり(加賀志徴)鳥越弘願とりごえぐがん寺の蓮如遺品は「笠野・池原」へ巡錫の折、供奉した蓮慶が拝領したと伝える(「当寺仏御裏書覚」弘願寺蔵)正保郷帳では高一八〇石余、田方八町余・畑方四町。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高一八八石、免五ツ五歩、小物成は山役九七匁・蝋役一匁・綿役一匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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