最新 地学事典 「第一鹿島海山」の解説
だいいちかしまかいざん
第一鹿島海山
Daiichi Kashima seamount
犬吠埼の東方150kmの日本海溝中にある海山。頂部水深3,552mで比高約3,000m。北東方向に長軸をとる楕円形の山。KAIKO計画で地形や地質構造の詳細が明らかにされた。約1.2億年前に赤道付近で誕生した玄武岩と石灰岩からなるギヨーで,プレートの移動によって数千km離れた現在の位置に到達し,山体の一部が海溝軸に平行で大規模な正断層によって1,500mほど落ち込み,海溝の西側に達したと解釈されている。
執筆者:中尾 征三・沖野 郷子
参照項目:KAIKO(海溝)計画
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

