第三者割当(読み)ダイサンシャワリアテ

デジタル大辞泉 「第三者割当」の意味・読み・例文・類語

だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】

新株発行に際して、発行会社役員従業員取引先・提携先・金融機関など会社となんらかの関係がある特定の者に新株引受権を与えること。→縁故募集

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精選版 日本国語大辞典 「第三者割当」の意味・読み・例文・類語

だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】

  1. 〘 名詞 〙 会社が株式を発行する際に、会社の取引先や金融機関や役員などに株式の引受権を与えること。縁故募集ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内の第三者割当の言及

【新株発行】より

…募集方法は,買取引受けによって証券会社が一括して引き受け,これを公衆に売りさばくのが通常である。(3)第三者割当て 特定の第三者に割り当てて発行する方法。資本・業務提携など,他企業との結合強化のために,その他企業に割り当てることが多いが,現経営者の支配権維持のために,現経営者側の特定株主に割り当てることもある。…

※「第三者割当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」