第三者機関(読み)ダイサンシャキカン

デジタル大辞泉 「第三者機関」の意味・読み・例文・類語

だいさんしゃ‐きかん〔‐キクワン〕【第三者機関】

企業・組織などが、責任説明を果たし、透明性を確保するために設置する合議制の組織。公正・中立な専門家によって構成され、調査・評価・提言などを行う。犯罪・法令違反あるいは社会的非難を招くような不正行為が発生した場合などに設置される。第三者委員会独立委員会
[補説]上場企業敵対的買収に備えて防衛策を導入する際、新株予約権を発行して敵対的買収者の議決権比率を下げるといった措置の実施の是非を諮るために、社外役員・外部有識者などで構成される第三者委員会を設置することが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「第三者機関」の意味・わかりやすい解説

第三者機関
だいさんしゃきかん

第三者委員会

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android