第六世代移動通信システム(読み)ダイロクセダイイドウツウシンシステム

デジタル大辞泉 の解説

だいろくせだい‐いどうつうしんシステム【第六世代移動通信システム】

第五世代移動通信システム(5G)の通信速度をより高速化した次世代の移動通信システム。詳細な仕様は未定だが、5Gの約10倍以上の高速大容量通信、および静止衛星低軌道衛星による高速ネットワークの実現を目指している。さらなる通信の多重化と低遅延化、セルの高密度化に加えて、IoT機器の普及に合わせて1平方キロメートル当たり1000万の端末接続を図る。2010年代末より、一部の国や企業が研究開発を始め、2030年ごろの実用化を目指している。6Gシックスジー・ろくジー。第六世代携帯電話。第六世代モバイルネットワーク。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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