第2新卒者(読み)だいにしんそつしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

第2新卒者
だいにしんそつしゃ

企業が新入社員を採用するときの応募者の分類の一つで,大学卒業後3年以内の層をこう呼ぶ。終身雇用に対する意識の変化で,簡単に会社をやめる若者がふえてきていることや,転職に暗いイメージがもたれなくなったことなどが背景にあると思われる。民間の就職情報機関の調査によると,20歳代社員の3人に1人は転職経験者といわれ,入社2年目に転職するケースが最も多い。採用企業側も人手不足だったバブル期には,これらの第2新卒者を新卒者並みに扱ってきた。しかし,バブルが崩壊し景気後退局面に入るとともに,第2新卒者としての転職はむずかしくなっている。

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