第4山の手(読み)だいよんやまのて(その他表記)the forth uptown of Tokyo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第4山の手」の意味・わかりやすい解説

第4山の手
だいよんやまのて
the forth uptown of Tokyo

東京都の西南部,都心から 30~40km圏の郊外住宅地。三多摩,川崎市・横浜市の内陸部,藤沢市茅ヶ崎市などの主として 1960年代後半以降に開発された新興住宅地を指す。明治以降の東京の膨張を「山の手西進」として見た場合の呼称で,本郷界隈を第1山の手,四谷市ヶ谷から青山麻布にかけてを第2山の手,世田谷目黒杉並を第3山の手としている。第4山の手は西進する東京の最前線ということができ,大規模分譲地の造成,大型ショッピング・センターや業務施設の進出などが相次いでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android