目黒/眼黒(読み)メグロ

デジタル大辞泉の解説

め‐ぐろ【目黒/眼黒】

目の中央の黒い部分。黒目。
スズメ目ミツスイ科の鳥。全長14センチくらい。背面は灰褐色がかった黄緑色で、下面が黄色く、目の周辺に黒い三角形の斑がある。小笠原諸島にのみ分布し、花や実の蜜を好む。特別天然記念物
マグロの小さいもの。めぐろうお。
「―のせんば煮を盛る時、骨、頭(かしら)を選(え)りて」〈浮・五人女・一〉

めぐろ【目黒】[地名]

東京都の区名。北部目黒川が流れる。住宅地目黒不動祐天寺がある。人口26.9万(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

めぐろ【目黒】

東京都南部の地名で,特別区としての名称でもある。現在,区部の人口は24万3100(1995)。古くは〈免畔〉とも記した。武蔵野台地の南東部を占め,目黒川をはじめとする河川が台地を刻み,坂が多い。地名の起り諸説あってはっきりしないが,古くから目黒不動(滝泉寺)の所在地として知られ,とくに寛永年間(1624‐44)徳川家光によって普請がなされてからは,江戸市民の行楽地としてにぎわった。江戸市中へキュウリたけのこなどの野菜を供給し,将軍家鷹場も置かれた。

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大辞林 第三版の解説

めぐろ【目黒】

スズメ目ミツスイ科の小鳥。スズメ大で背面は暗緑色、腹面は黄色で、目の周囲に黒い三角斑がある。森林にすみ、花蜜を吸ったり昆虫を食べる。小笠原諸島特産。特別天然記念物。オガサワラメジロ。
まぐろの小さいもの。めじか。 「 -のせんば煮/浮世草子・五人女 1

めぐろ【目黒】

東京都二三区の一。二三区の南西部にある。住宅・商業地区。

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精選版 日本国語大辞典の解説

め‐ぐろ【目黒】

[1] 〘名〙
① 目の中央の黒い部分。黒目。
塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一「女が髪乱打振(ふりがみぶっ)て眼睛(メグロ)まわしてほっこりきゑッたって云やんすから」
② 鮪(まぐろ)の小さいもの。めぐろうお。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・類船集(1676)安「安房〈略〉目黒かつほ」
ミツスイ科の小鳥。メジロ科のメジロに似るが、やや大きく、全長約一三・五センチメートル。背面はオリーブ色で、顔から腹面は黄色を帯び、眼の周囲をおおう黒斑がある。小笠原諸島特産。森林性で昆虫食。
[2]
[一] 東京都二三区の一つ。昭和七年(一九三二)東京市に編入された荏原郡目黒・碑衾(ひぶすま)の二町が合併して成立。武蔵野台地の一部をなす目黒台・荏原台にある。関東大震災後、住宅地として発展。東京大学教養学部・東京工業大学などがある。
[二] 東京都目黒区の地名。旧荏原郡目黒町。昭和七年(一九三二)東京市に編入。上目黒・中目黒・目黒・下目黒などに分かれ、江戸時代から大正末期にかけては筍(たけのこ)の産地。目黒不動・蛸薬師(成就院)・祐天寺・円融寺などがある。

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